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スレート

スレートとは屋根を葺く際や内装・外装に使用される石質の薄い板の総称のことです。

材料となるものによりその呼び名は変わり、石綿(アスベスト)を使用した石綿スレート、石綿を使用

しない無石綿スレート、セメントを主材料としたセメントスレートなどがあります。

これらは人工的に手を加えたものであるのですが、本来のスレートは粘板岩を薄く剥いだ石板状

のものであり、こちらを特に天然スレートと呼びます。

 

天然スレートは産地によって色合いや品質などが変わってきますが、自然が作り出したその見た

目の美しさは天然スレートならではの高級感を感じることができます。

その際は屋根だけでなく外壁にも同一の素材を使用することにより、色調など見た目もすっきりと

した一体感を出すことができます。

しかし、自然のもので素材の質感も上質であるため高価な商品となります。

 

それに比べ石綿やセメントなどを素材として作られた人工スレートは、一般の瓦に比べれば軽量

で耐久性もあります。

また、天然スレートと比べて安価であることが特徴です。

 

人工スレートは以前まで石綿が使われる石綿スレートが一般的だったのですが、2005年以降は

販売が禁止されたため、石綿が入っていないタイプの人工スレートが使われるようになりました。

 

砂利敷き

砂利敷きとは地面に砂地が見えないほど砂利を敷き詰めることです。

一般的には「0-40」と呼ばれるタイプの砂利を使うことが多いです。

「0-40」とは粒の小さい砂から大きさが40mmの砕石までが含まれているという意味です。

 

この砂利を地面が見えないように数cm敷きますが、そのままでは例え地面が見えなくとも雑草が

簡単に生えてしまい、石の隙間から目に見えるところまで伸びてくる危険性があります。

そのため、砂利敷きの際には防草シートを敷く方法が多いです。

 

砂利敷きの手順ですが、まず砂利を敷きたい場所の雑草などを抜きます。

その際は根まで抜かないとすぐに雑草が生えてきてしまいます。

その後に地面を平らにし、しっかりと踏み固めることが重要です。

 

この作業を怠ってしまうと、仕上がりがデコボコしたり、人などの体重で地面が沈んでしまったりす

る危険性があります。

ここまでの作業をした後、その上に防草シートを敷き、砂利を敷き詰めます。

仮に植物の種子が風などで運ばれてそこに根付いたとしても、根が地面まで届かなければ容易

に雑草を抜くことができます。

 

砂利敷きの目的はさまざまですが、見た目が良いことや前述のように雑草などの処理が比較的楽

になる点が挙げられます。

砂利を踏んだ時に音がするため防犯上の効果も期待できます。

養生(ようじょう)

養生というのは人に対して使う際には健康に気を遣うという意味で使われますが、工事では、作業

途中のものや完成した部材などを雨風などの外部からのダメージや汚れの付着を防ぐためにシ

ートなどの保護材を使って覆うことを言います。

解体工事では、部材が落下したり、周囲に飛び散ったりするのを防ぐために養生が行われます。

また、養生は部材だけではなく周囲にホコリが飛び散ったりするのを防いだり、防音の役割もあり

ます。

 

解体業者に見積もりを依頼すると見積もりに養生の費用が含まれていて、養生を省いて費用を安

くしてほしいと申し出る施主も少なくありませんが、解体する建物の周囲に建物も道路も何もなくて

養生する必要がないという場合以外は養生を省くということは簡単にできません。

 

周囲に道路があれば道路を走っている車や通行人に被害が出る恐れがありますし、周囲に家が

あれば、ホコリや騒音で迷惑をかけてしまいますし、部材が飛び散って建物を破損させてしまう恐

れもあります。

工事を行う業者側にも周囲に配慮する必要があると義務付けされていますし、配慮を怠れば施主

も近隣とトラブルになってしまう可能性があります。

 

このような点を考えると、養生は工事の際に欠かすことのできない工程であると言えます。

 

擁壁(ようへき)

擁壁というのは平地ではない場所で切土や盛土を行って建物を建てた場合、盛土が崩れ落ちる

のを防ぐために設置する壁のことです。

擁壁にはコンクリート擁壁の他、間知ブロック擁壁、間知石擁壁などいろいろな種類があります。

 

擁壁は支えている土壌から圧力を受けていることになりますが、土壌が水分のたくさん含んでしま

うとその圧力が大きくなって支えきれなくなって崩壊してしまう恐れがあります。

そのため擁壁には水はけをよくするために水抜け穴が必要で、擁壁の高さが2メートルを超える場

合は、排水パイプを3平方メートル当たりに1箇所は必ず設置するように法律で義務付けられてい

ます。

 

大谷石擁壁や二重擁壁、二段擁壁など以前築造された擁壁のなかには、現在では風化によって

安全性の保持に問題があるとされる擁壁の種類もあります。

また、安全性が認められている擁壁であっても、その安全性は永久に保障されるわけではなく、

何十年と経過すれば外部からのダメージや土壌の圧力によって劣化していきひび割れや亀裂が

生じてしまうことがあります。

 

擁壁を造りなおすとなると工事費は数百万、場合によっては数千万となることもあるので、擁壁が

ある物件の購入を検討する場合は、擁壁の安全性や状態に注意するべきです。

 

有害化学物質

有害化学物質とは、人間や動植物などの健康に悪影響を及ぼす化学物質のことです。

近年では、建築材料や家具などから発する有害化学物質による

大気汚染が問題となっています。

住居や職場、学校や公共施設など日本人の多くが日常生活の9割くらいを建物内で過ごすと言

われているので、建物内の有害化学物質による大気汚染は非常に大きな問題です。

 

室内の化学物質は数千種類もあると言われていますが、そのなかでも人体へ悪影響を及ぼすリス

クが高いと判明されているものが有害化学物質と呼ばれています。

建物内の有害化学物質としてよく知られているアスベストで、防音、防火、防湿など様々な良い効

果がある反面、人が吸ってしまうと肺がんなど原因となるリスクがあることが判明しています。

 

アスベストの他にもガラスやサッシ、パネルなどの目地に使用されたPCB含有シーリング材、蛍光

灯の水銀、家電製品や台所用品から発生するフロンガスなどいろいろな有害化学物質があるた

め、その対策を行うため現在では様々な法律が施行されています。

 

解体工事を行う際には、法律に従ってきちんと届出や有害化学物質の調査を行う必要があり、

リサイクル法や廃棄物処理法などの法律に従って正しい方法で工事を行なっていき、

有害化学物質を正しく取り扱って処理していく必要があります。

 

木造

木造とは柱など建物のメインとなる箇所に木材を使用している建築構造のことです。

建築構造には、鉄骨造や鉄筋コンクリート造などいろいろな種類がありますが、個人の建物の場

合は木造が用いられることが多くなります。

 

木造には耐震性に優れていて、重さによる土地への影響が少ないというメリットがあります。

建物を解体する場合、解体業者や建物の周囲の環境、建物の大きさなどによって解体費用は異

なってきますが、建築構造によっても費用は異なってきます。

 

木造の場合は、鉄骨造や鉄筋コンクリート造りと比較しても解体しやすいので、費用も安くなると

いうのが一般的です。鉄骨造や鉄筋コンクリートの解体でリサイクルできるものが多い場合費用が

安くなることもあります。

 

木造家屋の解体場合、費用の相場は地域によって多少異なってきますが、坪単価で2万円から4

万円くらいになります。

しかし、解体費用は建築構造だけではなくいろいろな要素によって決まってくるので、解体費用

がどれくらいになるのかを知りたいのであれば、業者に見積もりを依頼して実際に現場を見てもら

った方がより正確な見積額を知ることができます。

 

また、現場を見てもらうのが困難という場合や、事情があって見せたくないという場合は、図面と建

物と周囲の画像などの情報を提示することで、ある程度具体的な見積額を出してもらえます。

 

盛土(もりど)

盛土とは、平らではない箇所や低い地に建物を建てる際に他からもってきた土砂を使用すること

で平らにしたり高さをつけたりするものです。

平らではない傾斜地に建物を建てる際には盛土するだけではなく地盤を切り取って

平らにする必要があります。

 

その時に切り取った土砂のことを切土といって、盛土をする時にはその地盤の切土が使用される

というのが一般的で、そうすることで費用を安くすることができるというメリットがあります。

 

盛土によってつくられた地盤で注意しなければならない点が地盤の強度です。

 

切土の場合は元々あった地盤であるため強度は高いのですが、盛り土は完全に新しくつくった地

盤になります。

地盤の強度を増すために締め固めが行われますが、この締め固めがしっかりと行われていないと

強度不足で建物の重みに耐えることができなかったり、雨水によって沈下してしまう可能性があり

ます。

 

盛土による地盤は3年から5年くらいすれば、強度も安定すると言われていますが、盛土の中に大

きな石やコンクリート片など混入物が入っていると地盤の強度が安定するまでにそれ以上の期間

が必要となることもあります。

よって、盛土による地盤で建てられたばかりで分譲されている建物の購入を検討する際には、地

盤の強度に気をつける必要があります。

 

モルタル

モルタルとはセメントと砂、そして水を混ぜたものです。

モルタルというとこのセメントモルタルのことを指すのが一般的ですが、セメントではなく、

アスファルトモルタルや、石灰モルタルという種類もあります。

 

コンクリートとモルタルの違いがよく分からないという人が多いですが、モルタルがセメントと砂、

水を混ぜたものであるのに対してコンクリートはそれらに砂利を加えたものになります。

一番の違いは強度で、コンクリートは強度の強さが必要なところに使用され、

モルタルは仕上げや下地として主に使用されます。

 

モルタルはブロックやレンガの接着剤のような役割で使用されたり、コンクリートの表面に使用して

見た目をよくしたり、平らにして水はけをよくしたりするために使用されたり、穴が空いている箇所

の穴埋めに使用するなど、外構の工事の際にいろんな場面で活躍します。

 

モルタルをつくったり、施工したりするのも比較的簡単なので、最近ではDIYでも多くの人に使用

されています。

 

モルタルの作り方は、まずは砂とセメントを2対1、もしくは3対1の割合で使用して砂が見えなくなっ

てセメントの色になるまで混ぜていきます。そして、用途に合わせて固さを調節して水を加えてい

けば完成です。

 

ミンチ

ミンチとは解体して分別できなくなってしまったゴミのことです。

解体工事で以前主流であった解体方法は、重機を使用して資材の分別を行わずに建物をまとめ

ていっぺんに取り壊してグチャグチャにするミンチ解体と呼ばれるものでした。

 

解体の際に分別する必要がなく、分別していない廃棄物も混合廃棄物を受け入れる業者へ持ち

込むだけで良かったため工事期間が非常に短く、解体にかかるコストも安くすむというメリットがあ

りました。

 

しかし、分別していないことによってリサイクルができないというだけではなく、アスベストが混ざる

可能性があったり、混合廃棄物を受け入れした業者が正しい分別や処理を行わなかったために

ダイオキシンが発生するなど、いろいろな問題点が出てしまいました。

 

そこで、解体の際は資源を分別して解体を行なわなければならないという建設リサイクル法が平

成14年に施行されてミンチ解体を行うことが禁止されました。

よって、現在ではきちんと法律を守っている業者であれば分別解体を行っていることになります。

 

解体の見積もりを業者に依頼して見積額が極端に安いという場合はミンチ解体を違法で行ってい

る可能性があります。

依頼した業者は違法な行為を行なった場合、依頼した側にも責任があるので、見積額を見て怪

しいと思った場合は事前にきちんと確認する必要があります。

 

マニフェスト伝票

マニフェスト伝票とは、業者に産業廃棄物の処理を委託するときに廃棄物がどのような廃棄物が

どのような経路で処理されていったかという流れを知るために交付するもので、産業廃棄物管理

票というのが正式名称になります。

 

マニフェスト伝票があれば万が一どこかの過程で不法投棄などの問題が発生した場合に、マニフ

ェスト伝票を確認することでどの過程で不法行為が行われたのかと辿っていくことができます。

 

マニフェスト伝票は基本的には排出事業者が用意して発行すべきものなのですが、多くの場合で

は委託先が用意してくれます。

 

産業廃棄物を委託する側は委託したら後はお任せというわけではなく、正しい方法で最終処分ま

で処理されたかを排出事業者としてしっかりと確認する義務があります。

その確認ために必要となるのがマニフェスト伝票です。マニフェスト伝票の確認や保存の義務(保

存は5年間)を怠って問題が発生した場合、罰則を受けることになります。

 

マニフェスト伝票は7枚綴りで最終的に排出事業者には発行時の控えのA票を始め、B2票(収集

運搬終了報告)D票(処分終了報告)E票(最終処分終了報告)の4枚が返送されてきて手元に残

ることになります。

これらの伝票が期限内にきちんと送られてくるかの確認や、伝票の記載に抜けている部分や間違

った記載がないかの確認を行うのも排出事業者の義務になります。

また、確認の際に何らかの問題があった場合は都道府県知事に報告する義務があります。