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手壊し

一般的な解体作業は重機などを使い行われるものですが、それとは逆に手作業のみで建物を解

体していく方法を手壊しと呼びます。

 

重機などの機械作業はどうしても騒音や振動が発生してしまい隣家とのトラブルに発展してしまう

ことも考えられます。

そういったトラブルを抑える効果や解体後の廃材の分別が容易にできやすいというメリットがありま

す。

 

また、解体作業時は必ずしも重機の入るスペースや十分に作業できるスペースが確保できるとい

う訳ではありません。

隣家との関係や特に地面の高低差があるような場所では重機が入っていくことすら難しいという場

面は出てきます。

そういったときには重機ではなく人力に頼ることとなるのですが、どうしても機械作業より工期がか

かってしまったり、工事費も高めになってしまったりすることが考えられます。

そのため、重機と人力を組み合わせた重機併用手壊し工法という方式も採用されます。

始めは重機の入るスペースがなかったような場所でも、手壊しすることにより重機による十分な作

業スペースが確保できることもあります。

人力でしか解体作業できないところは手壊しで、それ以外のところは重機を使うことによって手壊

しのみで作業することに比べ工事期間を短縮させたり、費用を抑えたりすることができます。

 

2×4工法(ツーバイフォー工法)

木造住宅の建築方式の一種でツーバイフォーと読みます。

別名を木造枠組み壁工法とも言い、2インチ×4インチの大きさの材料を基準に枠組みを作る工法

のことです。

 

2インチ×4インチ、2インチ×8インチのように規格を合わせた材料を使うことによって施工を比較的

楽に行うことができるというメリットがあります。

 

日本においては明治の頃から伝わり始めたとされ、作業者の力量にあまり左右されないという手

軽さから広く普及することとなりました。

また、2×4工法は耐震性に優れているとも言われています。

家の重みを柱によって支えるという考え方もありますが、2×4工法では壁全体で家を支えています

ので木造住宅とはいえ比較的揺れにくいとされています。

 

作業の際は釘の大きさや間隔なども決められているため腕の良し悪しが出にくいとされている2×4

工法ですが、全体の枠組みを作るにあたって時間がかかってしまうというデメリットもあります。

組み立て期間が長いほど雨の心配も出てきてしまい、もし木や釘が濡れてしまった場合は乾くま

でに余計な時間を要してしまうことも考えられます。

 

その頑丈さから取り壊すために苦労したり、廃材が多くなったりし解体費用が在来工法に比

べ割高になることもあります。

 

地中内障害物、地中埋蔵物

更地にする場合、地表上に障害物が見えていればそういったものは撤去もしやすいのでしょう

が、意図的ではないにせよ地中に障害物が埋まっている場合も考えられます。

例を挙げますと、旧建物のコンクリートガラや基礎部分、陶器の破片、配水管、浄化槽、ビニール

塵など様々なものがあります。

このように地中に埋没しているもの全般を地中内障害物、地中埋蔵物と呼びます。

 

地中内障害物を撤去する場合は当然ながら費用やそれ相応の作業が必要となるのですが、その

ための金額は土地を売った側、購入した側のどちらが払うかについてはしばしばトラブルが起こっ

てしまうことが多いようです。

 

一般的に解体作業の見積額に地中内障害物に関する費用は含まれていませんので、解体作業

中に地中内障害物が見つかった場合、作業発注者に別途費用がかかってしまいます。

ただし土地の売買の際、取引通念上求められる水準に満たないと判断された場合、売り主に対し

て除去費用等の請求が認められることもあります。

 

具体的な裁判例としては、通常の土地取引の対象とすることが困難と認められたり、地中内障害

物によって建築工事の支障または工事計画の変更が必要と認められたり、といった場合などがあ

ります。