地中内障害物、地中埋蔵物

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更地にする場合、地表上に障害物が見えていればそういったものは撤去もしやすいのでしょう

が、意図的ではないにせよ地中に障害物が埋まっている場合も考えられます。

例を挙げますと、旧建物のコンクリートガラや基礎部分、陶器の破片、配水管、浄化槽、ビニール

塵など様々なものがあります。

このように地中に埋没しているもの全般を地中内障害物、地中埋蔵物と呼びます。

 

地中内障害物を撤去する場合は当然ながら費用やそれ相応の作業が必要となるのですが、その

ための金額は土地を売った側、購入した側のどちらが払うかについてはしばしばトラブルが起こっ

てしまうことが多いようです。

 

一般的に解体作業の見積額に地中内障害物に関する費用は含まれていませんので、解体作業

中に地中内障害物が見つかった場合、作業発注者に別途費用がかかってしまいます。

ただし土地の売買の際、取引通念上求められる水準に満たないと判断された場合、売り主に対し

て除去費用等の請求が認められることもあります。

 

具体的な裁判例としては、通常の土地取引の対象とすることが困難と認められたり、地中内障害

物によって建築工事の支障または工事計画の変更が必要と認められたり、といった場合などがあ

ります。